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大原クラインガルテン
発信時間: 2009-09-09 | チャイナネット

地区最大35 戸のラウベがあり、農作業を通して、黒川渡町会の方々と交流する。そば打ち等修学旅行体験学習の場としても活用されている。クラインガルテンでは農林業を通して地域住民との交流が活発に行われ、充実した田舎暮らしが体験でき、また地元の農家が高原野菜栽培の農業指導をする。奈川地区はそば作りが盛んなため、ラウベに備えられた畑での栽培のほか、地元の方と共同でそばを育て、収穫した新そばを自分たちで打ち、堪能するという地域の特徴を生かした楽しみもある。

【規模】 ラウベ付農園:35区画 敷地面積:350m2

ラウベ建築面積:24~50m2 畑面積:150m2

用語説明:

・クラインガルデンとはドイツ語で「小さな庭」を意味する。日本ではラウベと呼ばれる休憩小屋などを利用した長期滞在型の市民農園をいう。市民農園の形態として、都市の中にある「日帰り(日常生活)型市民農園」と、農山漁村にある「滞在型市民農園」がある。特に、滞在型市民農園は、農園で野菜づくりを楽しむだけでなく、農山漁村での宿泊滞在を通じて、その地ならではのさまざまな地場産業の営みや生活文化などを地元から学び、多くの人々とふれあうことができる。家族や夫婦、仲間と共に、田舎暮らしを楽しみ、いつかは田舎で暮らしてみたいと願っている人には、滞在型市民農園は、うってつけの場である。

・ 専有の宿泊滞在施設と農園とを兼ね備えた滞在型市民農園は、現在、全国に約50数カ所、区画数にして約1000区画近くあります。特に集積している地域として関東地方と近畿地方、都道府県別では長野県や兵庫県に多くある。

(資料は国際農林業協働協会(JAICAF)が提供)

「チャイナネット」 2009年9月9日

 

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