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長野県松本市の概要
発信時間: 2009-09-09 | チャイナネット

松本市は、本州及び長野県のほぼ中央に位置し、江戸時代は、松本藩の城下町として栄えた。

1907年に市制を施行し、2005年に、松本市と近隣の四賀村・安曇村・奈川村・梓川村が合併し、現在の松本市となった。

近代工業化は電気・機械・食料品等の業種を中心に発展し、最近ではソフトウエア産業の振興が図られ、商業は長野県の中央部と南部の商圏の中心として大きな商業集積を形成している。

1994年の松本空港ジェット化整備により、交流拠点都市としての機能が充実。農業については、米、野菜及び果実の栽培や畜産が盛んであり、農業者支援や地域振興のために、認定農業者制度・長野原産地呼称管理制度・長野県環境にやさしい農産物認証制度が実施されている。

・松本市主要指標(1995 年):人口227,627 人、世帯数89,266 世帯、就業者総数116,655 人(第1 次産業7,981 人、第2 次産業28,826 人、第3 次産業79,704 人)

総農家数7,908 戸、経営耕地面積5,043ha

・ 農業データ(2005 年):

水稲作付面積7,690ha, 生」産量50,800 麦作付面積1,338ha、 生産量5,000t

雑穀(大豆・小豆・そば等)作付面積1,317ha、生産量2,038t キノコ生産量5,780t

果樹作付面積2,265ha、生産量48,735t 野菜作付面積4,923ha、生産量148,759t

花卉作付面積71ha、生産量27,690t 特用作物作付面積91ha、生産量1,663t

・認定農業者制度:農業者が作成した「農業経営改善計画」を松本市が認定し、計画達成への取り組みを関係機関・団体が支援する仕組み。低利の融資や金利の優遇・機械や施設のリース料の助成・税制の特例・農業者年金の助成・交流会や研修会への参加・経営相談会への参加などが可能。

・長野県原産地呼称管理制度:長野県で製造・生産されたものを消費者にアピールし信頼を得ながら長野県産農産物のブランド化を目指す制度で、原料・栽培方法・飼育方法・味覚により区別化する。

・長野県環境にやさしい農産物認証制度:農薬や化学肥料の使用料を低減し環境にやさしい農業を推進するために1998 年から実施され、化学肥料(窒素成分)及び農薬を慣行に比べて30%以上削減して栽培された農産物を認証する。

「チャイナネット」 2009年9月3日

 

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