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中国海軍の訓練艦「鄭和」が日本を初訪問
発信時間: 2009-11-06 | チャイナネット

日本海上自衛隊の訓練艦「やまぎり」の案内のもと、中国海軍の訓練艦「鄭和」が5日、順調に日本の広島県に到着し、4日間の友好訪問を開始した。訓練艦「鄭和」の日本訪問は今回が初めてで、中国海軍の軍艦の訪日は2回目となる。

広島県に到着した「鄭和」

 

 

「鄭和」が日本に到着すると、駐日本中国大使館の関係者、中国資本機関や華僑華人の代表は広島県の江田島湾で出迎え、日本の海上自衛隊の将校と兵士が熱烈な歓迎式を催した。

訪問中、指揮官を務める劉毅少将は、日本の海上自衛隊のトップ指導者と会見することになっている。また、「鄭和」に搭乗した中国海軍工程大学、海軍航空工程学院、海軍大連艦艇学院、海軍士官学校など4校の230人の学生は、日本の海上自衛隊幹部候補生学校の学生と交流を行い、2人の中国人学生が幹部候補生学校で訓練を受け、専攻や文化、スポーツの交流を行う。

10日間の航行の中で、2人の日本海上自衛隊幹部候補生学校の学生が大連から「鄭和」に乗り、中国海軍学校の学生とともに航路標識、天文観測、地理観測など航海科目の訓練を終え、艦艇の合同科目の基礎訓練、艦艇の部門別訓練と管理、部門別の艦艇操縦訓練、艦艇の宿直勤務の訓練などに参加した。

「鄭和」は11月2日、韓国の友好訪問を終え、鎮海港を離れた。日本に向かう途中、「鄭和」は悪天候に見舞われ、艦艇は大きく揺れた。指揮官は航海方向や速度を調整し、様々な措置を採り風や波による不利な影響を克服し、学生は持ち場を離れず、強風と高波の中での航行訓練を無事終えた。

「鄭和」は最後に、広島県の呉港を訪問する。日本の海上自衛隊候補生学校を訪問した後、訓練艦は広島市と呉市を訪問することになっている。

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