日本の菅直人新首相は5日、蓮舫(れんほう)参院議員には、消費者・少子化相に加えて行政刷新相を兼務させる方向に起用することを明らかにした。
これまでに、日本メディアの間で、蓮舫参院議員が内閣官房長官に就任する可能性が高いと予測されていた。緊迫する政局にとってよい事だとの見方があった。台湾紙『聯合晩報』が報じた。
「スポーツニッポン」は今朝、鳩山首相の退陣後、華僑系の蓮舫議員が新政権の顔となり、官房長官に抜擢される可能性があることを一面トップで報じた。
蓮舫議員は民主党の事業仕分けの最前線に立ち、前政権がやり残した法人組織で、多くの退職官僚が高額報酬を受け取っている状況にメスを入れ、国民から高く評価されている。また知名度も一気に上がり、国民の「代弁者」となった。
また「スポーツニッポン」は、「民主党は7月の参院選で苦戦が予想され、イメージのよい人材を抜擢してこそ勝つことができる」とし、一年生議員だが、蓮舫氏が民主党を代表する新しい顔となることへの期待感を示していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月6日