人民日報(海外版)の掲載紙面
9月1日付の人民日報(海外版)のトップニュース「公共外交:中国外交の新局面」の記事の中で、中国政府が公共外交を重視するようになってきていることを紹介し、公共外交と政府外交が共に補い合うことで中国外交全体がうまく軌道に乗っていくであろう、と述べている。
記事の第3段「『孔子学院』から『漢語角外交へ』」の中で、日本僑報社総編集長兼日本湖南人会会長の段躍中氏が創設した漢語角(中国語コーナー)の経歴、海外での公共外交活動をすすめてきた中で特筆すべき華人であることを紹介し、中国政府が漢語角を重視し、期待を寄せていることを明らかにした。
人民日報(海外版)の報道によると、6月1日出版の「公共外交季刊」誌において、日本僑報社総編集長段躍中氏の文章で同社が2007年に創設した漢語角の状況を紹介し、対日公共外交の重要な窓口あるいは著名なブランドとして、中国の国外公共外交活動の手本となるものだと評価した。
先日8月6日には東京での漢語角の活動が三周年を迎え、日本僑報社は程永華中国駐日大使から自身の手書きによる“漢語角”と書いた色紙を受け取り、中国駐日大使館が日中民間交流を重視し、漢語角を支持していることを示す形となった。(訳・福森亜希)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月3日