より多くの乗客をよぶために、日本のある駅は奇抜な方法を考え出した。2匹の子ザルを駅長に任命したのだ。英国「デイリー・テレグラフ」が18日に伝えた。
この駅は兵庫県加西市の北条鉄道北条駅で、同市の市長が2匹の可愛い小ザルのねひめとらかんに「特別市民」の称号も授与している。ねひめは7カ月、らかんは3カ月の子ザルで、現地で生産された青い制服と帽子を着用して「仕事」を始めている。同線では日本初のバイオエネルギーを利用した列車が運行している。
日本の「毎日新聞」によると、この2匹の子ザルの買主は現地の住民で、駅の経営改善と収入増加のために自らこの独特のアイデアを提案したという。
日本で駅長を務める動物はこれが初めてではない。2007年には猫の「たま」がわかやま電鉄貴志駅の駅長として有名になり、現在では同駅の乗客数は17%増加している。この猫は2007年だけで現地経済に約850万ポンドの貢献を行っている。
「人民網日本語版」2010年10月21日