日本・東大寺の鑑真坐像が23日、故郷に帰り、揚州大明寺鑑真図書館に祀られた。26日には鑑真坐像の除幕式が行われて、市民と信者に公開される。これは30年前に日本・奈良唐招提寺の鑑真乾漆像が初めて「里帰り」したのに続く、2回目の里帰りだ。この坐像と鑑真乾漆像はいずれも日本の国宝級の文化財で、267年の歴史を持ち、東大寺大仏殿西側の戒壇院千手堂に奉られてきた。写真は語り合う日本・壬生寺貫主(前唐招提寺長老)の松浦俊海氏(左)と日本・東大寺管長の北河原公敬氏(右)。
「人民網日本語版」2010年11月26日