日本の華僑新聞のネットサイトによると、国際結婚は外国に住む中国人の社会が関心を寄せる話題に止まらず、その国の国民の間でも注目を集めている。これまでも、国際結婚という話題事態は小説や漫画、映画の題材として取り上げられることが多かった。漫画大国日本では今、40代(1960年代生まれ)のオタク男性と20代(1980代生まれ)の一般中国女性の結婚生活を描いた4コマ漫画「中国嫁日記」というブログが人気急上昇中である。
この漫画のヒロインである奥さんの「月(ユエ)さん(26歳)」は片言の日本語しか話せないけれど、愛らしくて明るい、誰にでも好かれるような人柄の持ち主である。漫画を掲載しているブログのアクセス数は毎日5万件を超え、漫画のファンである中国のネットユーザーが中国語に翻訳しネットで紹介したこともあった。月さんの夫である漫画家の井上純一さんは「自分の漫画が日本の皆さんにとって中国の人々を理解するきっかけになればいい」と言っていた。来年当たり、出版されるなんて事もあり得る。
「中国嫁日記」は今年の7月から、井上純一さんのブログで連載が始まった。奥さんの月さんは中国東北の遼寧省瀋陽市の出身で、井上さんは同人誌の漫画家である。そんなどこにも繋がりがなさそうな二人が出会ったのは、月さんのお姉さんの旦那さんと井上さんが友達だったからである。月さんは以前、日本にいるお姉さんの所で半年間暮らしたことがあった。自分より14歳も年上で、しかも日本人である井上さんは、タバコもお酒もやらず、人柄も良かったため、付き合って1年で月さんはこの人と一生を共にすることを決めたのだった。