北京時間11日午後1時46分に日本の東北と首都圏を襲ったマグニチュード9.0の大地震により、福島第一原発で爆発事故が発生、放射性物質が漏れた。日本政府はすべての可能な措置を講じ、事故の影響の緩和を行っている。中国国家原子力事故応急協調委員会専門家チームの分析によると、放射性物質は大気と海洋で希釈されれば、中国国民の健康に影響を与えることはないという。新華社のウェブサイト「新華網(北京支局)」が15日付で伝えた。
中国関連部門・機構は現在、環境輻射データを綿密に観測しており、起こりうる全ての異常事態を念頭に入れ、すみやかに国民に公表できるよう準備を進めている。
「人民網日本語版」2011年3月16日