一部高校生たちによる記念写真。日本僑報社提供
湖南省出身の高校生との記念写真 日本僑報社提供
「日本僑報」によると、9月12日夜、東京港区東京プリンスホテルにおいて、2011年度中国高校生訪日団第3陣397名の歓迎レセプションが行われた。歓迎の挨拶に立った中野譲外務大臣政務官は東関東大震災における中国の人々の温かい支援に感謝するとともに、多数の高校生の訪日を心より歓迎し、訪問先では多くの日本人と交流し、日本文化、日本の施設を良く見て帰国してから周囲の人々に、日本を教えてあげてください。滞在を大いに楽しんでくださいと語りかけた。
訪日団を代表して中華人民共和国教育部弁公庁副主任王家勤総団長は、歓迎に感謝するとともに、日本が被った3月11日の大震災後の支援に参加出来たことに感謝し、必ず日本は再生すると述べられた。また学生たちには日中友好は、市民レベルでの交流が大切で、これは皆さんのような青少年が切り開いていくことが重要である。これを機会にそれぞれがそれぞれの方法で友好交流に寄与していくことを期待すると語った。
今回の代表団は、北京市、河北省、江蘇省、吉林省、広東省、江西省、湖南省、山西省の一市7省から選抜された一行で、9月11日から9月19日までの滞在中には、東京都、神奈川県、静岡県、滋賀県、大阪府、兵庫県、佐賀県において学校交流に参加ほか、北海道、埼玉県、千葉県、新潟県、富山県、福井県、愛知県、京都府、和歌山県、広島県、長崎県において授業や部活動への参加、ホームステイを経験しつつ、地元の高校生、一般市民との交流を深め、各種施設を見学する。
一行の中に、湖南省から25名の高校生が参加していたので、日本僑報湖南省特集号を持って訪ねた。日本語を勉強中の生徒は、すぐに日本語で話しかけてくれた。中でも周伊萌さん、李軒羽君は日中高校生によるパフォーマンスが終わった後、わざわざ訪ねてくれて解散の時間まで日本語で会話し、写真を撮りと祖父と孫のような時間を楽しませてくれた。(岩楯嘉之NPO法人日中交流支援機構事務局長)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月13日