『甦る日本 ! 今こそ示す日本の底力』表紙
第7回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集『甦る日本 ! 今こそ示す日本の底力』は、日本僑報社より刊行された。13日午後、西池袋公園で開催された星期日漢語角(日曜中国語コーナー)で、岩楯嘉之NPO法人日中交流支援機構事務局長は、その書籍を紹介した。
第7回中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催するもので、在中国日本国大使館、人民日報社人民網、朝日新聞社、中日友好協会、社団法人日中協会など日中友好7団体、中日友好協会と日本湖南人会などが後援、株式会社ドン・キホーテが協賛している。
この受賞作品集は、最優秀賞(日本大使賞)、一等賞5名、二等賞15名、三等賞40名の優れた作品を収録した、その作品は3127通の応募作品から選んだものである。
著名作家石川好氏の第7回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集のため、以下の推薦文を寄せた。
日本僑報社・日中交流研究所主催の「中国人の日本語作文コンクール」は、毎年、中国全土から二〇〇〇本前後の応募作品が送られてきますが、今年はなんと応募数が三〇〇〇本を超えました。今回のテーマの一つ「がんばれ日本!千年に一度の大地震と戦う日本人へ」、多くの作品がこの震災へのメッセージでした。
揉めてばかり…という印象の拭えない日中関係ですが、中国の三〇〇〇人もの若者が日本に興味を持ち、震災に心を痛め、様々な意見・メッセージを送ってくれています。中国の若者たちは、日本のポップカルチャーだけでなく、日本の文化、経済、政治にもとても興味を抱いているようです。
日本で知ることの出来ない中国の若者たちの声から、未知のパワーを感じ、今後の日中友好の力となってくれることを確信しました。この作文集を多くの皆さまに推薦いたします、ぜひ御一読下さい。
なお、第7回中国人の日本語作文コンクール表彰式及びスピーチ大会は、12月9日午後北京日本大使館にて開催、丹羽宇一郎中国大使は「日本大使賞」を胡万程に授与する予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月14日