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◇現地に浸透しているが控え目
日本のカンボジアでの存在は目立たないが、かなり深いところまで浸透していて何年後かに表面化するだろう。
現在カンボジアで最も影響力のある日本企業はプノンペン経済特区にあるミネベア株式会社で、11年12月に第一工場(第1期投資5000万ドル)が操業開始、輸出用の各種精密機械を製造している。この会社は1年目に900人を採用、今後4年間で5000人規模の大企業に発展したいと考えている。今年の第1四半期、日本のアパレルメーカーと医療器械メーカーがそれぞれカンボジアに投資し、工場を建設、総投資額1348万8000ドルにのぼる。
14年にはプノンペン市内に日本最大手の百貨店、イオンの大型総合ショッピングモールが完成する予定だ。投資額3億8400万ドルのショッピングモールはプノンペンのランドマークとなるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月9日