日本の英字紙『ジャパン・ニューズ』は8日、「日本のコンビニ、中国で人気」と題した記事を掲載した。記事の要約は下記の通り。
日本のコンビニチェーンは取り組みを強化し、中国事業を拡大している。各社は中国の若い中産階級により、競争力を高めようとしている。
セブン-イレブンから出てきた会社職員の王学静さん(音訳)は、「毎日ここで昼食を購入している。中国のコンビニよりも安心できる」と話す。セブン-イレブンで最も人気のある昼食は弁当で、調理済みの料理を選択できる。
ローソンは1996年、中国市場に初進出した日本のコンビニチェーンとなった。ローソンは現在、中国市場におけるスイーツの販売を拡大しようとしている。中国でローソンのスイーツを超えられるコンビニはないとされている。
またファミリーマートも中国企業との共同管理により、地方政府との関係を築いた。ファミリーマートは上海の地下鉄駅内で100店舗以上を開設しており、多くの会社員と学生が商品を購入している。
すべての日本のコンビニが、中国人の味の好みを重視している。例えばホット豆乳の販売量は、コーヒーを上回る。中国人客はカレーやハンバーグ弁当に飽きやすいので、日本のコンビニが中国市場で提供している弁当は、中国料理と米が中心となっている。
中国経済の減速が懸念されているが、中国の個人消費者による消費額は安定成長中だ。上述した日本のコンビニチェーン3社は、中国の都市部における中産階級の消費者が、増加を維持すると判断している。そのため各社は中国での店舗拡大を計画している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月11日