今年は極東国際軍事裁判開廷70周年、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利71周年だ。18日、上海交通大学出版社、国家図書館出版社が共同出版した『極東国際軍事裁判尋問記録・中国の部』が2016年上海ブックフェアで展示された。人民日報が伝えた。
同書は「東北侵略占領検察側立証」「中国全面侵略検察側立証」「麻薬取引・東北侵略占領検察側立証」「東北侵略占領弁護側立証(上、下)」「中国全面侵略弁護側立証(上、下)」「南京暴行検察・弁護側立証」「被告個人弁護立証(上、下)「検察・弁護双方の最終立証と弁護」「極東国際軍事裁判判決書」など12巻からなる。
全書は極東国際軍事裁判の記録における中国に関する重要な内容を記しており、原典の順序に従い、1946年5月から1948年11月までの極東国際軍事裁判の日本人戦犯に対する裁判の記録における中国に関する部分を再現し、極東国際軍事裁判の裁判の過程を真に記録し、極東国際軍事裁判を理解し、研究するため、及び第2次大戦後特に軍事裁判の戦争に対する罪、平和に対する罪、人道に対する罪を研究するための貴重な史料を提供している。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月19日