中日関係は2016年、曲折を経ながら前進を実現し、両国関係にはいくつかの改善と好転の兆しが現れている。とりわけ指摘しておきたいのは、来年2017年と再来年2018年の2年がそれぞれ、中日国交正常化45周年と「中日平和友好条約」調印40周年に当たるということだ。中日両国の関係発展において特に記念すべき行事であり、双方はこれを契機とし、両国関係を絶えずプラスの方向へと発展させていく必要がある。
特に日本側は、実際の友好的行動によって、両国関係の発展に利する前向きで健全な働きをし、両国関係の発展を損なうまたはこれに利さない後ろ向きで誤ったことは断固として退け、言行を一致させ、両国関係の発展をしばしば妨げる右翼保守勢力の荒唐無稽な言動は断固として抑制・拒否するべきだ。
日本側はさらに、中国側と歩み寄り、中日関係の安定的で健全な急速な発展を共同で促進し、中日両国の国民に幸福をもたらし、アジア太平洋地域さらには世界の平和と発展に貢献しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月