切り詰めた生活を送る日本人、お小遣いが過去最低に

切り詰めた生活を送る日本人、お小遣いが過去最低に。 時事通信の1日の報道によると、日本の成人が自由に使えるお小遣いの月額は今年、2007年の調査開始以来最低の2万5082円(前年比4421円減)となった…

タグ: 安倍政権 小遣い 居酒屋 労働改革

発信時間: 2017-05-02 14:59:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本はアジアの先進国で、成金のようなイメージがある。ところが日本経済はこの30年に渡りデフレにあえいでいる。安倍政権は消費刺激策を相次いで打ち出したが、効果は微々たるものだった。最新の調査結果によると、日本の成人が自由に使えるお小遣いの月額が、2017年に再び減少した。日本人は本当に、想像するほどリッチではなくなった。

時事通信の1日の報道によると、日本の成人が自由に使えるお小遣いの月額は今年、2007年の調査開始以来最低の2万5082円(前年比4421円減)となった。

2万5082円とはどのような金額だろうか。記者の家から成田空港までは77キロ離れているが、タクシーに乗れば渋滞しなかった場合、片道だけで2万7000円ほどになる。記者が契約しているソフトバンクの携帯電話は、通話がかけ放題の5GBプラン(ショートメールは有料)だが、その基本料金は毎月1万928円に達する。SK-II(160ミリ)の日本での価格は1万8360円だ。どう考えても、2万5000円というお小遣いは少ない。

日本の外食店は多くの会社員を集めるため、昼食のワンコインサービスを提供している。日本は物価が高いため、500円で満腹感を与えるのは困難だ。そこで多くの飲食店はご飯もしくは麺の無料おかわりサービスを出している。スープにご飯か麺を追加することで、満腹できるというわけだ。そのせいか多くの中国人は日本のラーメンを食べると、しょっぱすぎると感じる。このしょっぱいスープには、満腹感を与えなければという店側の苦心が隠されている。

記者は日本に来た後、日本人が細かい計算に長けていることに驚かされた。例えば日本のありふれたアイスキャンディーが10円値上がりしただけでも、全国のメディアが注目する重要ニュースになる。夜に居酒屋に行けば、会社員がビールを2本注文し、おかずを2品ほど頼むだけで終わりにするのを目にするだろう。テーブル一杯の料理を注文し、さらに料理を追加注文するのは外国人客か、定年退職後の高齢者の集まりだろう。スーパーでは頻繁に奇妙な光景を目にすることができる。主婦の集団がラベルを貼る店員の後ろから、ゆっくりとついていくのだ。日本のスーパーは夕方になると、不定期的におかずの割り引きを行う。多くの主婦はこのタイミングを狙い、コストパフォーマンスの高い商品を購入する。

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