日本庭園は本質的に中国の庭園を源とし、和風な審美感を加え形成された、より細やかで優雅な園林風の景観だ。中国の庭園を詩的な古い画と形容するならば、日本庭園は細密画法に例えることができる。そのため直観的に見ると、前者はより洒脱でおおらかであり、後者はよりきめ細やかで美しい。
島国の日本は地域的な制限を受け、目にする自然景観の多くが温帯・寒帯の風景だ。そのためこのやや荒削りな風景が、洗練された庭園の審美感を生むのだ。
水仙、梅、桜、ツツジ、ツバキ、アジサイ、アヤメ、バラなどの花が一年の四季を通じて咲き誇り、ここを名実相伴う虹色の里とする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月16日