中日戦略対話、 両国関係のさらなる安定の象徴に

中日戦略対話、 両国関係のさらなる安定の象徴に。

タグ:中日戦略対話 釣魚島 意思疎通 地域

発信時間:2019-08-09 09:57:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国外交部のウェブサイトが8日発表した情報によると、外交部の華春瑩報道官は8日、「双方の協議を経て、外交部の楽玉成副部長が今月10日、日本の外務省の秋葉剛男事務次官と日本で新たな中日戦略対話を行うことになった」と発表した。双方の対話は7年ぶりの再開となる。情報が発表されると、各界から広く注目を集めた。


 外交部の情報によると、中日双方は二国間関係及び共に関心を寄せる国際・地域問題について深く意見交換する。情報によると、中日戦略対話は両国政府が戦略的意思疎通を強化する重要なルートだ。中国側は対話を通じ双方の政治的相互信頼を促進し、中日関係のさらなる改善と発展を促そうとしている。


 日本の外務省のウェブサイトも8日、本件について「8月10日、軽井沢において、日中戦略対話を開催する。双方は中長期的観点に立って、二国間関係、地域・国際情勢等について、忌憚のない意見交換を行う予定」と発表した。


 情報によると、中日戦略対話は2005年5月に北京で初めて開催された。当時は両国関係の氷河期で、両国間の政治的障害を乗り越え、両国の戦略的互恵関係の重要な中身と基本的な枠組みを確定するため重要な力を発揮した。双方は2012年6月まで対話を13回行った。情報によると、双方は最後の対話で釣魚島周辺海域で紛争が発生した場合に緊密に意思疎通し、冷静に対応することで一致・合意した。双方はまた、政府レベル以外にも民間レベルで交流を強化することを確認した。


 時事通信は8日、「戦略対話の開催は2012年以来7年ぶりで、最近の日中関係の改善が背景にあるとみられる。来春の中国国家主席の訪日に向けた調整のほか、朝鮮情勢などを協議する見通しだ」と伝えた。

 

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