「ダイヤモンド・プリンセス」乗客が19日に下船開始 初日に約500人下船

「ダイヤモンド・プリンセス」乗客が19日に下船開始 初日に約500人下船。日本の共同通信社によると、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に残る乗客は19日から下船を開始し、初日に約500人が下船する。また、韓国は18日、韓国人を帰国させるチャーター機を東京羽田空港に派遣し、各国の居留民引き揚げが始まった…

タグ:下船作業 新型肺炎

発信時間:2020-02-19 14:08:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本の共同通信社によると、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に残る乗客は19日から下船を開始し、初日に約500人が下船する。また、韓国は18日、韓国人を帰国させるチャーター機を東京羽田空港に派遣し、各国の居留民引き揚げが始まった。


 日本の厚生労働省によると、下船作業は現地時間19日午前に始まり、21日に完了する予定。


 厚労省によると、17日までに「ダイヤモンド・プリンセス」の全乗客のウイルス検体を採集し、検査結果が陰性で無症状の乗客の下船を許可し、陽性の乗客と乗員については入院措置をとる。しかし、進展状況を見ると、下船作業を全て終えるのは21日より遅れる可能性がある。乗員は結果が陰性でも、契約している運航会社との調整が必要となる。


 そのほか、「ダイヤモンド・プリンセス」には日本国籍以外の人が1000人以上いる。米国政府は2機のチャーター機を派遣し、韓国政府が派遣した大統領専用機も18日に東京羽田空港に到着し、現地時間19日午前に韓国に戻る予定。また、オーストラリア、イスラエル、カナダ、イタリアも自国民を帰国させるチャーター機の用意を進めている。


 「ダイヤモンド・プリンセス」を除き、厚労省などによると、日本国内の和歌山県、東京都、愛知県、神奈川県で18日に新たに8人の新型肺炎感染者が見つかり、和歌山県では国内初となる10代の感染者が出た。


 厚労省は18日、国内47都道府県の「帰国者・接触者相談センター」は即日から24時間体制で相談に応じると明かした。また、ウイルス検査能力を高めるため、日本政府は措置を講じ、日本各地の「感染症指定医療機関」および大学病院にウイルス検査キットを提供した。


 「ダイヤモンド・プリンセス」は1月20日に横浜を出発し、船内で新型肺炎が流行したために旅程を中断し、2月3日に横浜港に戻った。2月5日、厚労省は船内全員を海上で14日間隔離することを発表した。


 日本時間2月18日夜11時の時点で、日本国内の新型肺炎感染者は616人になった。うち、「ダイヤモンド・プリンセス」での感染者は542人。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月19日



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