「中央通信社」によると、日本の沖縄米軍基地で集団感染が発生し、計229人の新型コロナウイルス感染が確認された。日本の米軍司令部は先日、感染拡大を防ぐため、日本に入国する米軍関連者の全員に行動規制期間の2週間内にPCR検査を受けることを義務付けた。陽性と判断された場合、隔離する必要がある。この措置は7月24以降に日本に入国した米軍兵士、文民及び家族などが対象となる。
米軍基地を通じて日本に入国した米軍関連者は全員、2週間の行動規制が実施されるが、ウイルス検査を受けるのは症状がある人のみだった。しかし、米軍普天間飛行場、キャンプ・ハンセンなどの米軍基地で7月以降に相次いで集団感染が発生しているため、米軍は防疫政策の変更を余儀なくされた。
日本政府によると、日本側は米軍関連者に日本入国時のウイルス検査を促すだけでなく、米国出国前に検査を受けるように米国側と協調している。
沖縄県は同日、米軍基地で働く600人以上の日本人従業員にウイルス検査を行った。彼らは米軍基地での感染拡大に不安を感じていると示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月27日