モーリシャス国家危機管理委員会は現地時間23日、真っ二つになった日本の貨物船「わかしお」の船尾内に残っていた30立方メートルの燃料の抜き取りが完了したと発表した。船尾周辺に漂っている汚染物と断片については現在も除去中。
わかしおを沈没させる作業の前半部分は、現地の海域が荒れているため、スローペースでの継続を余儀なくされている。作業チームは船体の壁の各所から穴を開け、沈没のペースを上げている。
モーリシャス政府は外国の専門業者2社に南東の海岸の油の除去を依頼した。また現地の漁師に有償で除去を依頼する計画を立てている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月24日