日本の東京都内の大多数の学校が24日以降、新学期を迎えている。新型コロナウイルスの校内蔓延を防止するため、東京都教育委員会は学生及び学校に防疫要請を出した。日本の「東方新報」が伝えた。
新型コロナウイルスの感染が完全に抑制されていないことから、東京都教育委員会は秋の新学期の通学について次の要請を出した。学生はラッシュ時を回避し、学年別に分散登校する。校内の休み時間に必ず窓を開け換気し、ドアノブなどを毎日1回以上消毒する。
授業内容については、体が接触する体育や、音楽の合唱を避けるよう求めた。
また感染を避けるため、学生は向き合って給食を食べないようにする。静かに食べ、おしゃべりをしてはならない。
感染症は日本の教育の多くの問題を浮き彫りにした。日本女子大学の清水睦美教授は「新しい対応で教員の仕事が増えている。行政部門は失業者を臨時雇用し、教員の仕事を分担させるべきだ。また現行の教育対策では今後の第2・3波の感染にまったく対応できないため、教育メカニズムの見直しが必要だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年9月2日