日本で高齢化が深刻に、中国も今後同様の事態を迎える=英紙

日本で高齢化が深刻に、中国も今後同様の事態を迎える=英紙。日本社会はすでにこの現実を受け入れている。最も重要な傍観者は、出生率が昨年、過去70年で最低の水準まで落ちた中国だ…

タグ:経済 人口 高齢化 

発信時間:2020-12-08 14:30:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 2008年、つまり日本経済が成長から衰退に移った1年後、日本の死亡数が出生数を5万人上回った。この人口バランスの乱れは昨年、2008年の10倍に拡大し50万人を超えた。日本の人口は2016年に、毎日1000人のペースで減少した。月間データによると、今年の日本の人口は毎日1500人減少、1分で1人減少するペースとなっている。英紙『フィナンシャル・タイムズ』が伝えた。


 日本社会はすでにこの現実を受け入れている。最も重要な傍観者は、出生率が昨年、過去70年で最低の水準まで落ちた中国だ。


 中国は日本の経験から学ぶことがあるはずだ。中国の65歳以上の人口が占める割合は昨年11.9%にのぼり、日本のような人口バランスの乱れはまだ遠い先の話のように思える。しかし中国のこの割合の上昇ペースは日本を上回っている。一部の予測によると、この割合はおよそ15年後に25%にのぼるという。現在の予測によると、日本が2007年に経験した人口の自然増減数のマイナスは、10年後に中国で発生する見通しだ。


 日本でバブル経済が崩壊した翌年の1990年、出生率が1.5に低下した。5年後、生産年齢人口の減少が始まった。人口統計学者は1997年に、日本の総人口が10年後に減少すると予想したが、その通りになった。中国も今後30年に、一連の類似する節目を迎える。中国は経済的に人口減と高齢化の実質的な影響に対応する準備を整え、さらにその陰で楽観を維持しなければならない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月8日

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