第5回中国国際輸入博覧会(輸入博)が4日、上海市で開幕した。トヨタ自動車は展示に力を入れている。2.1H自動車業界展示館で「開放と革新、ウィンウィンの未来」をテーマとし、環境や交通などをめぐり中国のカーボンニュートラルの目標達成、スマートモビリティ、中国産学研企業・機関協力を支える段階的な成果を展示。また技術・製品・サービスを通じ、美しい未来の社会を建設する新たな措置を披露した。
中国は世界最大の自動車生産・販売国で、新エネ車の発展を力強く支援している。これには水素エネルギー産業関連政策が含まれる。トヨタは長期的に全面的な電動化技術を広めると同時に、水素エネルギー分野の応用と協力を強化している。中国の水素エネルギー市場はトヨタにより大きな発展の場を与えた。トヨタは中国市場のニーズを正確に把握し、中国の提携先と共に水素燃料電池技術の現地化研究開発を実現し、中国の顧客の需要に合致する製品を生産するため取り組む。そこからは、中国市場に根ざし深く耕そうとするグローバル大手自動車メーカーの戦略的な視野と揺るぎなき決意を見て取れる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月9日