米国の日本車締め出し、中国への対応は?

中国網日本語版  |  2023-06-06

米国の日本車締め出し、中国への対応は?。

タグ:交通 中国車 電気自動車 EV 関税 障壁

発信時間:2023-06-06 14:50:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 交通革命は時代を定義する。今日の中国は多くの面で日本の当初のやり方を踏襲している。電気自動車(EV)時代は、中国が欧州メーカーを追い抜くチャンスだ。国内市場の飽和に伴い、中国のEVの波が世界を席巻している。中国の今年第1四半期の自動車輸出台数は前年同期比58%増の107万台で、日本を抜き世界最大の自動車輸出国になった。ブルームバーグが伝えた。

 日本の自動車輸出は1975年から80年代にかけて4倍増加し、米国での市場シェアが倍増した。米政府は、関税及び貿易に関する一般協定よりも上限に基づく行動の方が日本を威圧しやすいことに気づき、これにより対米自動車輸出台数を168万台に制限するよう日本に強いた。その政治的な利益は経済的な利益を上回る。米国の別の対応は急激な円安進行で、日本の自動車メーカーに挑戦をもたらした。欧州は当初、日本への対応で米国に遅れを取っていたが、その後も規制措置を打ち出し、さまざまな上限を設定した。

 そのため今日の中国の自動車輸出の波に対応するため、米国は再び関税及び非関税障壁に頼ると予想できる。欧州の反応は80年代のようにやや遅れると見られるが、この対応はすでに始まっている。独紙「ビルト」(電子版)は「中国車が欧州を席巻」と題した記事の中で、これは中国が我々の産業にもたらす危険だと伝えた。ただし今日の多くの西側自動車メーカーは日本の時とは異なり、中国に巨額の投資を行っている。業界関係者は、中国から欧州に輸出されるEVの約6割が西側ブランドに交付されると指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月6日

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