・メッセージその三 3カ国の協力は、域外からの影響の脱却に取り組む
同じ意向を持ってはいても、日韓は米国の東アジアにおける2つの重要な同盟国であり、その中国への誠意もこれらのビジョンの順調な達成に影響を及ぼす。
今回の会談では未来の6つの具体的な協力の方向性が決まった。それは人文交流、科学技術、持続可能な安全、公衆衛生、経済・貿易、安全だ。
注意すべきは、これらの多くが将来的な分野であり、しかもその半数は米国が日韓を抱き込み、対中包囲を形成しようとする分野であることだ。
日韓は当初の米国からの圧力に受動的な協力から、中国との協力拡大を自発的に求めるようになった。特に半導体分野において、米国の輸出規制措置の実施に伴い、日本と韓国の関連テック企業はこの1カ月に規制回避の手段を検討している。
日本側について、中日が今月中旬に構築した輸出規制対話メカニズムには、産業チェーン及びサプライチェーンの安定と円滑を守るという中心的な目標がある。
米国の司法部門は先ほど調査を行い、韓国も米国の半導体メーカーによる輸出規制措置の迂回をサポートし、中国への半導体設備の輸出で協力していると発表した。
今後一定期間に渡り、米国の妨害と中日韓の共に向き合い歩み寄る努力が相殺を続けることになるだろう。
日本と韓国は自国の核心的利益をはっきり認識すれば、正しい選択ができないわけではない。今回の会談はその実例だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月28日