中日両国 >
日本の時事通信社は、「日独両政府は29日、自衛隊とドイツ軍が燃料や弾薬を融通し合う物品役務相互提供協定（ACSA）に署名した。物資及び後方支援を促進し、共同訓練などを行いやすくし、安全保障分野の協力を深めるのが狙い」と伝えた。
共同通信によると、日本政府は昨年9月に日独のACSA関連の政府間交渉を正式に開始すると発表し、12月にほぼ妥結となった。ドイツは米国、英国、フランス、カナダ、オーストラリア、インドに続き日本とACSAを締結した7番目の国だ。
上海外国語大学日本研究センターの廉徳瑰主任は、「日独安保協力の大きな背景となっているのは、米国主導のインド太平洋戦略だ。米国はこの大きな枠組み内で、米日同盟だけでは日増しに強くなる中国に対応しがたいと考え、そこで同盟を拡大し、米国のアジアと欧州における同盟関係を結びつけようとしている。日独ACSAはインド太平洋戦略の拡大化、アジアのNATO化の1つ目のステップで、地域の安全と安定にリスクをもたらす」と述べた。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2024年1月30日
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