日銀は31日に利上げを発表し、現在の0−0.1%の政策金利を0.25%に調整した。今年3月にマイナス金利政策が終了した後の利上げは初で、議論沸騰だ。
仏クレディ・アグリコルのアナリストは、「日銀の利上げはやや急だ。利上げは日本国内の需要の回復を遅らせ、経済成長に圧力をもたらす。米国の経済成長率の低下と円高も経済成長の足を引っ張るだろう」と述べた。
ムーディーズ・アナリティックスのシニアエコノミストのStefan Angrick氏は、「日本国内の典型的なタカ派は、日銀は不況を鑑み金利を維持すべきと考えている。小幅の利上げは良くても経済成長の足を引っ張り、悪ければより広範な景気低迷を引き起こす恐れがある」と述べた。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のストラテジストの六車治美氏は、「日銀の発表は、その立場がより強硬になったことを示した。景気が大きく低迷しない限り、日銀は年内にさらに利上げする可能性がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月1日