外交部(外務省)の劉勁松アジア司(局)長は30日、在中国日本大使館の横地晃首席公使と会見し、日米の外務・防衛閣僚協議「2プラス2」、「拡大抑止」閣僚会合、米日印豪「クアッド」外相会合などにおける日本側の中国に関する否定的言動及び会議文書における多くの間違った発言や危険な動き、虚偽のナラティブについて厳正な申し入れを行い、重大な懸念と強い不満を表明した。外交部ウェブサイトが伝えた。
劉局長は「日本側の中国に対する中傷・非難は、両国の戦略的互恵関係の推進という姿勢表明と相矛盾している。中国は日本側に対して、客観的かつ理性的な対中認識を確立し、中国の内政についてあれこれ言うことを止め、特定の国々と『小集団』を作り、対立を作りだすことを止め、中国側と向き合って進み、両国関係の政治的な基礎を維持し、戦略的互恵関係を真に具体化するよう促す」とした。
横地首席公使は「1972年の日中共同声明を堅持し、これに従い台湾問題を扱うという日本の立場に変更はなく、両国の戦略的互恵関係の推進を望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年7月31日