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中日与党会談、実務協力の促進などで合意

中国網日本語版  |  2025-01-15

中日与党会談、実務協力の促進などで合意。

タグ:中日与党会談

発信時間:2025-01-15 16:19:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日与党交流メカニズム第9回会議が14日午前、北京市で開催された。双方は「大変動下の中日関係――与党の使命と責任」というテーマをめぐり、開放的かつ率直に交流した。中国共産党中央対外連絡部の情報によると、双方は両国首脳が指し示した方向に基づき、中日の4つの政治文書が確立した各種原則を堅持し、中日の戦略的互恵関係を全面的に促進するため共に努力し、新時代の要求に合う建設的で安定的な中日関係を構築することで合意した。両国の与党はこれに向け、対話を持続的に強化する。双方はさらに、中日関係がどのような局面を迎えたとしても緊密な対話と意思疎通を保ち、両国の政党・政界要人・若手政治家の交流を強化し、相互理解及び信頼を促進し、中日関係の改善及び発展と建設的で安定的な中日関係の構築に向け政治的基礎を固めることを確認した。

日本の与党代表団の訪中の他に、中日両国の政府部門間でも最近交流が見られる。NHKの報道によると、日本の江藤拓農林水産大臣は15日より3日間の訪中を開始する。江藤氏は14日の取材で「中国市場は非常に魅力的」と述べ、「水産物、牛肉、米を中心とし中国側と意見交換したい」と強調した。

また中国国防部が13日に発表した情報によると、中国人民解放軍東部戦区代表団が今月中旬に訪日する。日本の時事通信によると、日本の林芳正内閣官房長官は14日の会見で、同代表団が日本の防衛省及び自衛隊当局者と意見交換すると説明した。林氏はこれを歓迎し、「日中間の建設的で安定的な関係の構築に資する」と述べた。防衛省当局者は13日付「朝日新聞」で、「今回の訪問は日中関係改善の流れを証明する。交流を促進し、不測の事態を防ぎ、相互理解を深める」と強調した。

清華大学国際関係学科の劉江永教授は14日、「環球時報」の取材で、「米国の大統領就任やアジア太平洋情勢の複雑な変化を背景とし、日本は新米大統領との会談前に中国との対話チャネルを安定させ、地域情勢の複雑化による不安定要素を回避しようとしている。最近の頻繁な相互訪問は、双方が2025年に二国間関係をさらに改善しようとしていることを示すものだ。日本農林水産大臣の訪中や中国解放軍代表団の訪日・交流からは、中日の最近の頻繁な相互訪問が政治レベルに限定されず、すでに経済貿易、人文、外交、安全などの各分野に広がっていることが分かる」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月15日

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