share

入学者数が募集定員割れ、日本が「大学全入時代」に

中国網日本語版  |  2025-01-14

入学者数が募集定員割れ、日本が「大学全入時代」に。

タグ:

発信時間:2025-01-14 14:29:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の文部科学省による最新の調査結果によると、2024年度の日本の公立・私立大学募集定員は62万5200人で、実際の入学者数は61万3500人と、1万人以上の開きがあった。入学者数が募集定員に占める割合は98%で、10年度以降で初めて100%を切った。

日本の私立大の24年度の入学者数は47万9200人で、募集定員を約1万6500人下回った。日本では近年、学生確保に苦しむ私立大が増加傾向を示している。日本私立学校振興・共済事業団の調査では、24年度に定員割れだった私立大は約60%にのぼる。

その一方で日本の公立大は定員の募集を完了した。入学者数は13万4200人と、募集定員を約4700人上回った。日本メディアによると、一般的に公立大は入学辞退者が出ることを見越し、定員より多めに合格を出すという。

日本メディアによると、日本が「大学全入時代」を迎えた主な理由は、出生率の持続的な低迷と受験生の減少だ。1992年の日本の18歳の人口は約205万人だった。総務省の人口推算によると、今年1月現在で18歳の人口は約109万人に減少。文科省は、2050年の大学入学者数は現在より約3割減少し、約43万人になると予想している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月14日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで