中国のショートドラマが日本で人気になり、現地の人々に最も好まれる「電子ザーサイ」になっている。日本のSNSを利用すると中国のショートドラマが表示される。感情豊かな日本語吹き替えと大げさな雰囲気に戸惑うが、日本の視聴者からは好まれている。多くのネットユーザーは「ハマった」「見れば見るほど病みつきになる」とコメントした。日本メディアはこの盛況ぶりについて、「中国のショートドラマが日本を席巻中」と伝えた。
日本メディアの報道を整理すると、「正体を隠す」や「職場の逆襲」「強き女主人公の痛快ストーリー」といったテーマが最も人気だ。内容は俗っぽいが、テンポが良くスカッとし、見ているうちに病みつきになる。
資料によると、「お嬢様のパワハラ退治」と「お嬢様は只今、インターン中」が、上海嘉書公司の動画配信アプリ「TopShort」で配信され、日本で広く好評を博した。TopShortはこの2作品により一時、日本のiOSアプリランキングでネットフリックスとU-NEXTを抜いた。
報道によると、中国のショートドラマ海外プラットフォームは現在、日本のショートドラマ市場の9割以上のシェアを占めている。ShortmaxやDramaBoxなどの海外プラットフォームは日本市場で高収益を収めており、そのアプリ内の収入は世界2位となっている。
東京都在住の中村さんは最近、中国のショートドラマにハマっている。彼女は「環球時報」に、「中国のショートドラマはとても面白い。私は専業主婦で、職場をテーマとする作品に興味がある。ショートドラマを見ることで外の世界をある程度理解できる。しかも時間が短く小規模なため、家事の合間に見るのに適している。中国のショートドラマには、信じられないくらいの展開で理不尽で、日常生活ではありえないといった欠点があるが、見るのはリラックスするためで本気にすることはない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月22日
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