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日本の愛読者が見た中国ネット文学 IPによる海外展開の新潮流
タグ: 文学
新華網 | 2025-06-21
大阪で行われたポータルサイト「起点国際」とカルチュア・コンビニエンス・クラブなどが共同で創設した小説投稿コンテスト「ノベルフォーミュラ日本GP」の発表式であいさつする竹内光さん(奥中央)。(5月7日撮影、大阪=新華社記者/胡暁格)
「天啓予報」とは仕事を通じて偶然出合った。学生時代に中国古典文学を専攻していた竹内さんだが、当初はネット文学についてはよく知らなかったという。ネット文学という新たな世界が開けた竹内さんは、作品の愛読者となった。「作品に描かれた立体的な人物像に深く魅了され、主人公の葛藤や喜びなど複雑で豊かな感情にも心から共感した」。
竹内さんは「日本では今でも現金決済が主流だが、主人公がタクシー代をスマホで払うようなそういう中国人の生活が小説を通していろいろ分かるところが面白い」と言い、日本の読者にとって、中国のネット文学作品は中国の社会や文化の変化を観察する重要な窓口だと語った。
作品が完結すると竹内さんは、作者の風月(ふうげつ、ペンネーム)さんにファンレターを出した。「天啓予報は私が初めて読んだ中国のネット文学でした。偶然見つけて読み始めたこの作品は、文章が美しく、リズム感もあり、時間を忘れて読みふけりました」とつづり、そこから竹内さんと中国ネット文学は深い絆で結ばれた。
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