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外交部の孫衛東副部長が高市首相の中国に関する誤った発言に対し厳正な申し入れ

「人民網日本語版」  |  2025-11-14

外交部の孫衛東副部長が高市首相の中国に関する誤った発言に対し厳正な申し入れ。

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発信時間:2025-11-14 14:04:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部(外務省)の孫衛東副部長は11月13日、日本の金杉憲治駐中国大使を呼び出し、日本の高市早苗首相による中国に関する誤った発言に対して厳正な申し入れを行った。

孫副部長は、「日本の高市早苗首相が先ごろ、国会答弁で台湾問題に関して露骨で挑発的な発言を公然と行い、台湾海峡問題への武力介入の可能性を示唆した。その性質と影響は極めて悪質だ。中国側がたびたび厳正な申し入れを行ったにもかかわらず、日本側は誤りを認めず、依然として発言の撤回を拒んでいる。中国側はこれに強い不満と断固たる反対を表明し、日本側に対し厳正な申し入れと強い抗議を行った」とした。

また、「高市首相の台湾問題に関する発言は極めて誤っており、極めて危険であり、中国の内政に対する乱暴な干渉だ。国際法と国際関係の基本準則に深刻に反し、戦後の国際秩序を著しく損ない、『一つの中国』原則および中日の四つの政治文書の精神に著しく反し、中日関係の政治的基礎を深刻に損ない、中国人民の感情を著しく傷つけるものだ。14億の中国人民は断じてこれを容認しない」と指摘した。

その上で、「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、決して触れてはならないレッドラインであり、ボトムラインでもある。台湾地区は中国の神聖な領土であり、台湾問題は完全に中国の内政だ。台湾問題をどのように解決するかは、中国人民自身の課題であり、いかなる外部勢力の干渉も許されない。今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたり、同時に台湾光復(日本の植民地支配からの解放)80周年にもあたる。80年前、勇敢な中国人民は14年にもわたり血みどろになって奮戦し、日本の侵略者を打ち破った。80年後の今日、いかなる人物であっても、それがどのような形であっても、中国の統一の大業に敢えて干渉しようとするならば、中国側は必ず正面から痛撃を加える。中国側は、日本側に対し歴史的罪責を深く反省し、直ちに誤りを正し、悪質な発言を撤回するよう重ねて促す。誤った道をこれ以上突き進んではならない。さもなければ、そのすべての結果は日本側が負うことになる」と強調した。

「人民網日本語版」2025年11月14日

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