日本の高市早苗首相は5日、SNSに日本語とロシア語で投稿し、ロシアのハバロフスク市に設置された「軍国主義日本に対する戦勝」をテーマとする記念碑について、「全く受け入れられない」「日本の国民感情に関わる問題」と主張し、ロシア側に撤去を要求した。日本外務省も声明を発表し、「日本の国民感情の観点から受け入れられず、極めて遺憾」と表明した。環球時報が伝えた。
しかし、高市首相のSNS投稿のコメント欄に、あるネットユーザーが日本の「八紘一宇」の塔の写真を投稿し、なぜ日本政府は侵略された国々の血と涙にまみれたこの罪悪の塔を依然として残しているのかと問いただした。「八紘一宇」は本来、「天下を一つの家のようにまとめる」という意味だったが、第二次世界大戦期には「八方を征服し、一つに統一する」という意味で用いられた。同塔は、日本が対外侵略・拡張を進めていた1940年に建立された。塔の礎石に使用された1789個の石材のうち、数百個は中国の南京明故宮、万里の長城、朝鮮半島などから略奪されたものだ。被害国の尊厳を踏みにじり、略奪品を使って高く築いたこの罪悪の塔は、とうの昔に撤去されるべきであった。日本はロシアに記念碑の撤去を要求しながら、なぜ「八紘一宇」の塔を依然として残しているのか。
「八紘一宇」の塔にとどまらず、日本国内にある戦犯を祀る大小の神社や、様々な「慰霊碑」「聖戦碑」と称するものについても、全て徹底的に一掃すべきである。日本の右翼は、第二次世界大戦後も、軍国主義の象徴としての性格を持つ多くの建築物や跡地を残してきた。最も典型的な靖国神社以外にも、東条英機らA級戦犯の記念碑があり、さらに強制徴用された労働者を働かせた軍艦島を「産業遺産」として美化するなどしている。軍国主義の毒素が染み込んだ「八紘一宇」の塔や、その他の軍国主義による犯罪の跡地には、毎年多くの日本の青少年が「修学旅行」で訪れており、日本の若者に誤った歴史観を吹き込む道具と化している。
今年9月3日前後には、日本の少なからぬ政治屋や右翼が国際的にあちこちで騒ぎを起こした。日本の無条件降伏の画像を投稿した在日本米国大使館のアカウントに集中砲火を浴びせ、ロシアに対日戦勝記念碑の撤去を要求して圧力をかけた。もし本当に「平和的イメージ」を示したいのであれば、日本が行うべきなのは「外交的抗議」ではなく、侵略の亡霊を呼び戻す様々なシンボルや言論の一掃から始めることである。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年9月8日
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