気候変動の影響は全人類を脅かしている。気候変動の対応には、世界のすべての国が参与する必要がある。
中国の声:習主席は昨年11月30日、国連気候変動パリ会議の開幕式で、「各国は誠意を見せ、確固たる信念を持ち、心を一つにし協力し、公平かつ効果的な世界気候変動対応メカニズムの構築を推進する。世界のより高水準の持続可能な発展を実現し、協力・ウィンウィンの国際関係を構築する」と強調した。
中国のプラン:中国は生態文明の建設を力強く推進し、グリーン・循環型・低炭素の発展を促している。中国は省エネおよび新エネ・再生可能エネルギー利用で、世界一の大国となっている。中国は昨年6月、国連に「国家自主貢献」を提出し、2030年頃までに二酸化炭素の排出量をピークとし、早期実現を目指すとした。また2030年のGDP単位当たりの二酸化炭素排出量を、2030年までに60−65%削減するとした。
中国は昨年9月、200億元を拠出し「中国気候変動南南協力基金」を設立し、その他の開発途上国の気候変動への対応を支援すると発表した。これには緑の気候基金の資金利用能力の強化が含まれる。
国連気候変動パリ大会で、中国は野心あふれる力強い、全面的でバランスの取れた協定の採択を支持し、大会の成功に向け積極的かつ建設的な力を発揮した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月15日