鳳凰衛視記者
第2段階になると、対策の継続で成果もみられるが、風速、湿度、降水量などの自然境界条件の影響に左右されやすい。自然境界条件によって変化が大きい。いい時は基準をクリアできるものの、汚染が深刻なときもある。この段階において、境界条件によって環境の質が違ってくる。
第3段階は、対策をさらに推進することによって、気候、水文、境界条件に左右されなくなる。これで環境問題は解決する。中国の大気汚染対策は現在、第2段階から第3段階へ移行している。汚染物の排出や濃霧・スモッグへの対策に我々は全力を尽くし、『大気十条』の実行を徹底している。構造的な排出削減、産業構成の調整、石炭燃料の使用削減、自動車排ガスのコントロール、粉じんの抑制など、様々な対策を講じてきた。われわれは断固たる決意で難題に挑んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月11日