23日午後、リボンを使って使い捨てライターをチョウの髪飾りに見せかけ、広州白雲国際空港のセキュリティーチェックを通過しようとした日本人女性が、公安に身柄を拘束された。環球網が報じた。
同保安検査場に同日午後2時ごろ、荷物を抱えて現れた同女性は、係員の金属探知機に引っ掛かり、止められた。同係員がよく見ると、女性の頭に付けられたリボンの下に使い捨てライターのようなものがあるのを発見したという。そのため、同係員は女性に、検査のため髪飾りを外すよう要求。リボンを使って使い捨てライターをチョウの髪飾りに見せかけていたことが判明した。女性は、「タバコを吸うため」と釈明し、「許してほしい」と話したという。しかし、係員は、関連の規定に基づいて、女性を空港公安機関に引き渡した。
同保安検査場は、「中国民用航空局の規定では、乗客が危険物を故意に偽装し、隠匿した場合、法律に基づいて、空港公安機関に引き渡すと定められている。旅行の安全を確保するため、危険は犯さないでほしい」と注意を呼び掛けている。
「人民網日本語版」2013年4月25日