北京華辰のオークションでは2日、昔の北京を撮影した貴重な写真が公開された。これらの写真は6日に事前展示され、10日午後から競売にかけられる。
100枚以上の写真には故宮や頤和園、鼓楼、十三陵、天壇、長城、古観象台などの有名な歴史ある建築物が撮影されている。また写真には1942年に鼓楼が明耻楼と展示されたことや、八カ国連合軍の侵略時の写真や実物、模型などが展示されている。1950年代に撮影されたある写真では、天安門城楼前の広く改築された道路が撮影されているが、車は1台も見えず、荷物を満載した馬車2台がのんびり過ぎる姿が記録されている。
これら写真には中華民国時代の史料やネガ、新中国成立初期のオリジナルの写真などが含まれるだけでなく、19世紀の著名人の名作も多く含まれている。北京晨報が伝えた。
「人民網日本語版」2013年5月3日