英国の権威ある科学誌『ネイチャー』電子版は4月24日付社説「鳥インフルエンザとの戦い」で「今回の鳥インフルエンザ(H7N9)に対する中国の対応は迅速かつ適切であり、過去の対応のマイナスイメージを変えた。今後も引き続き開放性を保ち、情報共有を強化する必要がある」と指摘した。
社説は「鳥インフルエンザ発生後の中国の反応は迅速であり、速やかな報告とデータの共有の面で示した開放性も賞賛に値する。中国の対応をなお信頼しない論者もいるが、目下の全ての証拠から見て中国の対応はほぼ模範的だ」と指摘。
また「習近平国家主席は効果的な対応措置を講じるよう指示するとともに、政府は正確な情報の公表を保証しなければならないと強調し、対応行動における政治の影響力を強化した」と特に指摘した。