2013年5月2日、英国人記者により150年あまり前に撮影された北京の写真の一部が競売大手サザビーズに出品されることが明らかになった。写真のオークション開始価格は20万ポンド(約3000万円)。
写真は、英国とイタリアの国籍を持つ記者が1860年代に英国軍に従軍し、中国に赴いた際に撮影したもの。英国軍の日常生活や中国の自然及び歴史的建築物が撮られ、中国を写した最古の写真の可能性があるという。写真の中には、円明園や頤和園など貴重なものが多い。
オークションは今月14日に行われ、個人が所有する18枚の写真が出品される。サザビーズの関係者は、「これらの写真は歴史的価値が非常に高い。初めて北京を撮影した写真の1つで、中には北京を写したパノラマ写真も含まれている」と紹介した。
(新華網日本語) 2013年5月6日