北京市発展・改革委員会は7日、公式サイトで、同市のタクシー料金や燃油サーチャージの調整に関する公聴プランを発表。タクシーの初乗運賃や加算運賃、燃油サーチャージの調整以外に、タクシー料金体系の調整にも言及している。提起されている2プランの初乗運賃の調整幅は同じで、10元(約160円)から13元(約210円)に値上げされている。北京市のタクシー料金調整に関する公聴会は23日午後に開催される。人民網が報じた。
■タクシー料金の調整に関する2プラン
提起されている2プランは以下の通り。(1)初乗運賃(3キロまで)を10元から13元に調整。加算運賃を2元(1キロ毎)から2.3元(約37円)に調整。燃油サーチャージを、3キロ以上の走行に対して3元(約50円)徴収から一律1元(約16円)徴収に調整(2)初乗運賃(3キロまで)を10元から13元に調整。加算運賃を2元(1キロ毎)から2.6元(約42円)に調整。燃油サーチャージを、3キロ以上の走行に対して3元(約50円)徴収から、一律1元(約16円)徴収に調整。
■通勤ラッシュ時間帯の料金
早朝と夕方の通勤ラッシュ時間帯(午前7:00-9:00と夕方17:00-19:00)の12キロ以下走行時の運賃を、5分につき1キロ分の運賃徴収から5分につき2キロ分の運賃徴収に調整する。そのほかの時間帯は現行の基準のまま。
■予約・呼び出し料金
1回につき3元から、4時間以上前に予約した場合の予約成功率を99%にすることを前提に、1回8元(約130円)に調整。4時間以内の予約の場合1回5元(約80円)。
「人民網日本語版」2013年5月8日