先ごろ、国家新聞出版広播電影電子総局(ラジオ・映画・テレビ 広電総局)は今年6月、ゴールデンタイムである毎晩20時の放送内容について新しい規定を設けることが明らかになった。中でも特に抗日ドラマの審査基準を厳格化し、放送回数を規制するという。これについて、某衛星テレビ局の責任者は、「これは5月上旬に開催された全国ドラマ放送活動会議で提起されたことで、今のところ、文書による正式な指示はまだ出ていないが、すでに対応しているテレビ局がある」と明かした。
新らたに設立した国家新聞出版広播電影電子総局は6月末、新しい規定を打ち出す見込みだ。各衛星テレビ局は夜のゴールデンタイムに、抗日伝奇ドラマ、歴史を題材にしたコメディテイストのドラマ、史実に反する歴史ドラマの放送が禁止される。すべての抗日ドラマに対し、改めて審査を行い、放送回数も規制され、現実に即したシナリオが放送の5割占める必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月16日