中国民政部(民政省)はこのほど、「今月14日以降、中国南部では非常に強い雨が降り続いた。この暴風雨・洪水浸水・雹(ひょう)により、16日午後8時現在、安徽・福建など10省(自治区・直轄市)で死者33人、行方不明者12人の被害がもたらされた」と発表した。人民網が報じた。
14日以降、中国南部は強い雨に見舞われ、一部の地域では雷・稲光、大風、雹などの強い対流天気が生じ、洪水浸水、風・雹、山崩れなどが誘発された。
民政部と国家減災委員会弁公室がまとめた統計データによると、16日午後8時現在、今回の暴風雨・洪水浸水・雹による災害で、安徽・福建・江西・湖北・湖南・広東・広西・重慶・四川・貴州の10省(自治区・、直轄市)に被害が及び、計33人が死亡、12人が行方不明となった。このうち広東では19人が死亡、11人が行方不明。福建・江西・湖南・四川で各3人、湖北・広西・貴州で各1人が死亡した。
「人民網日本語版」2013年5月17日