中国「調和のとれた都市」ランキング 北京など下位に沈む

中国「調和のとれた都市」ランキング 北京など下位に沈む。 中国社会科学院は19日、「中国都市競争力報告」を発表した。「調和のとれた都市」ランキングでは、対象となった287都市のうち、香港がトップ、澳門(アモイ)が2位につけたのに対し、北京や上海、広州(広東省)など、中国一線都市はトップ10にも入らなかった…

タグ: 都市,中国,競争力,調和,大気汚染

発信時間: 2013-05-21 13:55:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

同報告の制作者の一人、中国第三次産業研究センターの李光全・特約研究員は、「中国の一線都市は、経済発展や総合競争力の面ではトップ水準だが、『人間本意』や『生態保護』などの分野をおろそかにしている」と指摘、「都市は不動産の投資化により、値段の高騰を招いており、住みやすさを低下させている。また、大気汚染が原因の煙霧などの環境問題が突出化しているほか、渋滞や政府の資金投入不足などが生態や住みやすさの指数を大きく押し下げている」と分析している。

一方、同課題グループの李超則氏は、「中国の都市には、ハードを重視し、ソフトを軽視する、イメージを重視し、内面を軽視するといった問題が存在する。過去10年、渋滞や住宅不足、疫病の流行、食品の安全問題などの都市問題が大・中都市で爆発的に増加している」と指摘している。

「人民網日本語版」2013年5月21日

 

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