珠海市公安局指揮センターの白志剛警官によると、26歳の日本人男性の遺体が珠海市香洲区南屏鎮のある借家から見つかった。遺体には多くの傷があり、手と足を縄で縛られた痕跡もあるという。
白警官によると、珠海市警察当局は6月11日18時ごろ、事件に関わった容疑で5人の日本籍の男を飲食店で逮捕した。彼らが住むマンションからは、電話詐欺に使った書類、パソコン、ネットワーク設備などが発見された。
容疑者の供述によると、死者を含む6人は今年6月から、事件が発生した部屋でインターネット電話を日本にかけ、銀行員や警察に成りすまして詐欺をはたらいた。死者は意見が他の5人と食い違ったことから、仲間からよく暴力を受け、からだ中に傷を負った。6月11日朝、部屋を離れようとする彼を見た容疑者たちは、彼がグループから逃げようとしていると疑い、殴り、縄で縛って殺害した。
現在、事件の調査が進められている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月13日