日本の新婦の間では、結婚写真を撮影することはすでに流行ではなくなっている。今もっとも流行しているのは、新婦のリアルなクローン人形を作ることである。この本人にそっくりな人形で、結婚式当日の新婦の美しさを永遠に残すことができる。
東京の秋葉原にある「クローン工場」は、3Dプリンタを使ってクローン人形を作るサービスを行っている。「クローン工場」は頭部の処理を主に行い、体の部分は人形の体を使う。カメラマンはまず一眼レフカメラで様々な角度から写真を撮り、そのデータをパソコンに取り込んで立体模型を作り、最後に3Dプリンタで印刷する。結婚式当日の新婦のメイク、ヘアスタイル、ウエディングドレスを全てコピーすることができる。
クローン人形は「私」と呼ばれ、費用は13.8万円(約8900元)である。「クローン工場」の公式サイトによると、同様の手順でペットのクローン人形も作ることが可能。
この3Dプリンタ技術を使えば、デザイナーはツールや機械、または手で加工する必要がなく、パソコン上の操作だけでデザインの細部を修正できて非常に便利である。現在この技術は多くの分野で使われており、服、建築模型、自動車、スイーツから、骨格や血管なども作ることができる。
さらに高級なプリンタを使った場合、人形の顔の皮膚を赤ちゃんの肌のように柔らかくすることも可能だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月18日