昨年話題になったマンゴー+醤油
最近、中国のネット上で「ライチの醤油漬け」が話題になっている。これは広東省や福建省などの食べ方とされているが、多くのネットユーザーからは、「グロテスク」、「ありえない」、「暗黒料理だ」などの声が寄せられており、決して好評というわけではないようだ。新華網が報じた。
広西では「ライチの醤油漬け」も珍しくない
ヤマモモ+醤油
広東省のお隣、広西チワン族自治区も、リュウガン、ライチ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、サトウキビ、スターフルーツなど、トロピカルフルーツが豊富で、その食べ方もいろいろだ。そのため、「グロテスク」「ありえない」などの声とは対照的に、同自治区の人々は「ライチの醤油漬け」に対して、「特に驚くことは何もない」など、冷静な見方を示している。
例えば、同自治区欽州市の楊さんは、「ライチにもいろいろな食べ方がある。醤油漬けはやったことがないが、そうするとライチの質感がなくなってしまうと思う。塩漬けや水煮のほうがいいんじゃないか」と語った。また、同自治区桂林市の余さんも、「南寧市でスモモやパイナップルも、塩やトウガラシに漬けて食べると知ったから、ライチの醤油漬けも、そんなに不思議なことではない」としている。
昨年年末にネット上で話題になった、マンゴーに醤油をつけて食べる食べ方も、同自治区の人々にとって、決して珍しいことではない。同自治区の一部の地域では、マンゴーや大根、パイナップルなどに醤油をつけて食べる習慣があるからだ。