日本政府は6月18日、閣会で2013年版の「自殺対策白書」を決定した。同白書によると、2012年の日本全国の自殺者数は2万7858人に上る。日本の自殺者数が3万人を下回るのは1998年以来15年ぶりである。
最新のデータから、1998年から、50歳以上の中高年・高齢者の自殺率が下がり続けている一方、20歳代の若者の自殺率が上昇していることが分かる。日本の厚生労働省による2011年の調査によると、20歳代の死亡者のうち、自殺で死亡した人が半分を占める。白書の分析によると、進学の悩み、就職の失敗、仕事の疲れなどが20歳代の若者の自殺の主な原因である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月21日