近頃、比較的条件の良い男性は結婚相手を探す際、とにかく相手を「選り好みする」傾向がある。女性のルックス、スタイル、職業はもちろん、最近では、「女性の家庭状況」も「チェック」項目に仲間入りした。「地方出身はNG」「平凡な家庭の娘はNG」「両親が健康面の問題を抱えている娘はNG」などなど、「今のご時世、選り好みが激しいのは、女性より男性」と多くの仲人が言うもの、もっともな話だ。今晩報が伝えた。
○探すポイントは「家庭環境・家庭教育」、選ぶポイントは「家柄」
ある公園では、親による子どもの婚活イベントが開催され、子供の結婚相手探しのため、本人のプロフィールを手にした両親で賑わっていた。男の子を持つ親に、「息子さんの理想的な結婚相手は?」と質問したところ、「ルックス・性格いずれも良い」「安定した仕事を持っている」という以外に、ほぼ全ての親は、「我が家と家柄が釣り合っていること」という条件を挙げた。「ご縁があれば、相手の家庭環境については問わない」と答えたのはわずか1、2人だった。彼らが相手に高望みしないのは、「息子の身長が1メートル70センチ未満」、「学歴が中等専門学校卒業だから」などの理由があるためだ。それ以外の、男性本人の条件が悪くない家庭は、相手の女性側の家庭に対してある程度の条件を出している。
「地方出身の娘は断固お断り!」と語るある父親は、結婚には極めてうるさそうだ。「地方の娘を嫁にもらうと、さまざまな親戚が後ろに付いてくる。そんな面倒はまっぴらご免だ!都市部に住む我々は、息子にそのような娘を連れてきて欲しくない」と語った。